2016年9月28日水曜日

Melanoleuca

 数年前、オオザラミノシメジが乾燥気味で白っぽくなったのかな?と、手にしたきのこがあった。その後、オオザラミノシメジではないような気がして、再度見かけたら調べてみたいと思っていたそのきのこに、昨日出会うことが出来た。
傘径は大きいもので15~6㎝に達し、乾燥で白っぽいのではなく、やはりこのような色合いなのだと再確認した。
 家に帰って来てから、ブツ撮りしてみると、林内で見たときの色合いと違う。



 日本きのこ目録 で「ザラミノシメジ」と検索してみると、見慣れない種名が出てきた。オオシロザラミノシメジMelanoleuca candida (Velen.) Singer。その学名をGoogle検索してみると殆どヒットせず、
http://smd38.fr/documents/fiches_techniques/toutes_especes/Melanoleuca%20evenosa.pdf
↑には、M. candidaがM. evenosaのシノニムとなっているが
MycoBankやIndex Fungorumを見てみても、シノニムとはなっていない。
いずれにせよ M. evenosaではなさそうだ。

 さらにWeb検索していて、どうも M. subbrevipesという種に似ているぞ、と・・・
ところが、Index FungorumではM. subbrevipesはオオザラミノシメジM. grammopodia のシノニムとなっている。
 やはりオオザラミノシメジなのかなぁ・・・?

 下は胞子と傘表皮の写真。

胞子表面のイボはアミロイド、胞子盤がある。


 シスチジアは、Melanoleucaというと、便腹状紡錘形に結晶のある・・・なんてイメージしていたが
見つけることが出来なかった。
下は消しゴム式で組織をばらしてみた。


 シスチジアは自分が見つけ出せないだけかもしれないが、少なくとも便腹状紡錘形のシスチジアはない。


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