2018年9月8日土曜日

雑記

 胆振東部地震は、北海道全域に大打撃を与えた。北海道ほぼ全域ブラックアウトに陥る事態となった。電気がなければ成り立たないほど頼り切っている現代社会であることは承知しているが、無性に腹の立つ記事を目にした。
  http://news.livedoor.com/article/detail/15273610/
途中で読む気もしなくなったが…。

 今回の地震は地響きのような揺れに目が覚めた。そしてエリアメールの「地震です、地震です」と携帯から聞こえるとほぼ同時に、常夜灯が消え大きく揺れ始めた。収まってきたと思っても揺れはこれまでに体験した揺れよりも長く感じられ、真っ暗闇の中で携帯を見ると「北海道道南で地震発生、強い揺れに備えてください(気象庁)」とあった。南西沖地震が脳裏をかすめ、これだけ強い地震ということは道南はどれほどの揺れだったのか、すぐさま泊原発が心配になった。ほどなく、日高町に住む娘から電話が入った。震源は安平町あたりで震度6強、千歳市も震度6弱のかなり強い地震であることを知った。朝になっても、停電は解消されず北海道全域が停電していた。厚真町の山が広範囲で地滑りを起こし民家が押し潰されている様子を、車のナビのDTVから見た。やがて震度の情報が入らなかった厚真町が震度7であったことが報道された。
 電気の供給がないために北海道は、JRや地下鉄やバスの陸路 、そして空路も完全にマヒに陥った。信号機は機能していないため、交差点はハラハラしながらの運転だ。大型スーパーでは店内が暗いため、外に生活必需品を出し販売しているとか、コンビニも店内が暗い中、何とか開けている店舗もあるなど情報が入った。セイコーマートは車のバッテリーを利用し開店するなどしていた。その夜コンビニへ行くと、食料品の棚は菓子類を除き、すでにスッカラカン状態だった。
 厚真町の被害 は甚大で、地震がもたらしたものは直接の被害だけでなく、ブラックアウトを引き起こし、確かに北海道の受けた打撃は大きい。出来るだけ早く電気の供給と尽力くださっている方々に心から感謝する思いである。

 泊原発は外部電源が喪失し、自家発電に切り替わり難をしのいだ。もしも、日本海側が震源で泊村付近が列震でも、安全だと言えるのか。今回、泊村が震度2だったから、泊原発が稼働していたらブラックアウトなど起きなかったと言えるのではないか。

 昨年と一昨年、福島へ行く機会があった。浪江町や双葉町を通った時、国道沿いのコンビニやレストランは廃墟と化し駐車場には雑草が生えていた。いつ終わるとも知れない除染作業があちこちで行われ、作業用のダンプが頻繁に走り、削り取った表層土を運んでいた。至るところに帰還困難区域の立て看板があり、一部の家は庭の手入れのため家人が戻ってきているらしい家はあったが、ほとんどが廃墟となっていた。この町の人たちはどんな思いで、住み慣れた町を出ていったのだろうと胸が痛かった。原発事故がなければ、こんなことにはならなかったはずだ。福島第一原発の事故は津波が原因ではなく地震によるものだと言われている。稼働する原発のタイプが違うからと言って、人間の作ったものには限界がある。自然のどんな猛威にも打ち勝つものを、人間は未だ作れないと思うのは間違いだろうか。
 泊原発に万が一のことがあれば、濃度の濃い放射能は間違いなく札幌に流れる。いざ事故が起きた場合の打撃は、今回のブラックアウトの比ではない。
(原発事故の確率は「万が一 」ではなく、世界の原子力事故の一覧を見れは、確率が非常に高いことが分かる↓)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E4%BA%8B%E6%95%85%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7

 それを、稼働させようとしない誰それが悪いと
破滅に導くようなリスクがあろうとも、便利なんだから法を変えて使えよと言ってるようなもんだ。

 目先の便利さよりも、安心して住めるクリーンな大地を未来に残したい、
福島のような事故は、二度と絶対あってはならない…と思う。