2020年4月22日水曜日

医療崩壊は始まっている?

 東京は、東横インホテルやアパホテルなど借り上げ、何日か前、無症状や軽症の感染陽性者を病院からそちらに移す云々の報道があって、隔離しているのだと思っていた。
 今日、車屋の待合室でテレビ見ていて、杉並区(都内では4番目に感染者が多い)の区長が、医療が追い付かず窮状を訴えていた。それに「えっ?」と思ったのが、無症状や軽症の感染陽性者を受け入れるところが無く、自宅療養しているというのだ。区長はすでに医療崩壊は起きていると言っていた。また、家庭内感染で更に感染者が増えることを懸念し,陽性者を家には戻したくないと訴えていた(正しいと思う)。自宅待機は都内の区を合わせると、300~500人はいるという。

 借り上げたホテルもすでに満床で、感染外来病院もすでに満床? 東京都では新規感染者を受け入れられない事態になっていることは、報道されていただろうか?
ひっ迫しているという報道はチラチラ聞こえてはいたけれど
ニュースでは、どこそこで何人の感染者が出たとか、何人の死者が出たとか、アベノマスクが小さい、妊婦用マスクがカビているだの不評云々、10万円がどうのこうの、コロナは長期の戦いになるとか、今はギリギリの境界にいるが、緊急事態宣言を出し、もう1週間の感染者の増減を見る必要があるとか・・・そんな報道ばかりで、都心部以外の多くの国民は今はまだ持ち堪えていると思っている。
 けれど実際は、東京都の医療現場 がすでにひっ迫し、崩壊し始めていることを
それほどの事態に陥っていることを、なぜ全国民に知らせないのだろうか
国民の不安をあおることをしたくない…?
それとも、政府はまだ持ち堪えていると思っている?

 数日前、救急車が陽性かもしれない高齢者の搬送先が、連絡を取ったあらゆる病院から受け入れ拒否され、結局、その高齢者は7時間待った挙句 自宅に戻されてしまった。受け入れ先がない現状なのだ。
https://mainichi.jp/articles/20200416/k00/00m/040/235000c


 日本はギリギリのところではなく 、もはや国内にどれだけの感染者がいるのかも分からない、どうにもならないところに突入してしまったのではないだろうか
 無症状者や軽症者を放っておき、いざ検査をすると芋づるのように陽性者が確認され、医療がひっ迫する(している)からと自宅療養。更に感染者が増える悪循環を作り上げたのは厚労省の責任だ。いくつかの施設を借り上げたのだから、入れなかったら自宅にいてもらう、あとは現場のことは各自治体に任せれば良いというようなフォローのない安易な対応を取っているとしか思えない。いや、現在進行している状況を把握し、今何をしなければならないのか、どのような施策を取るべきなのか…日本はあまりにもキャパが小さく対応能力に乏しく、各自治体をフォローできる実力などもない……。日本とは、そんな国だったのだ…(そう思いたくはないけれど)。

 …追記(4/24) …
24日に 厚労省は、軽症者について宿泊療養を基本とした。


今必要なのは、「ステイ・ホーム」「ステイ・ホーム」と唱える前に、杉並区の区長が言われていたような窮状・現状を全国民が知り 、一人一人緊迫感を持ってもらうことではないのかな…



 

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